だんだん力が失われていき、箸を扱うこともできなくなった。
「春が来て、ずっと春だったらいいのに・・・」
「ずっと春だったら、真琴もずっと元気でいられる」
「10年前、祐一はものみの丘で怪我をした一匹の子狐を拾った。
手当てをしてやり、走れるようになるまでこっそり家においていた。
そいつを話し相手に、いろいろなことを話した。
しかし、自分の町に帰らなければならないので、いつまでも子狐と一緒にいることが出来なかった。
仕方なく、子狐をものみの丘に置き去りにしてしまった」
「春が来て、ずっと春だったらいいのに・・・」
「ずっと春だったら、真琴もずっと元気でいられる」
「10年前、祐一はものみの丘で怪我をした一匹の子狐を拾った。
手当てをしてやり、走れるようになるまでこっそり家においていた。
そいつを話し相手に、いろいろなことを話した。
しかし、自分の町に帰らなければならないので、いつまでも子狐と一緒にいることが出来なかった。
仕方なく、子狐をものみの丘に置き去りにしてしまった」
真琴が校門の前で祐一を待っている。
そう、肉まんを買ってもらうために。
ついでに、欲しい物を何でも買ってあげることにした。
真琴は100円ショップで鈴を選んだ。
祐一「別なのにしろよ。もっといいもの買ってやるぞ」
真琴「これ、駄目なの?」
祐一「別に駄目じゃないけど」
真琴「じゃあこれ、これがいいの。ほら、かわいい」
その晩、何かが分かるわけではないが、祐一はものみの丘へとやってきた。
祐一「あ、ついてきてたのか」
真琴「だって、何も言わないで出て行っちゃうんだもん。また置いてかれるんじゃないかって、
心配になって・・・・また置いてかれる・・・・、ずっと昔同じことがあった気がする、
一人っきりで、置き去りにされて、祐一を探し回って、見つからなくて・・・・、
ここ、この場所で・・・・、ねえ・・真琴は・・昔・・・」
祐一「思い出すな!思い出さなくていいんだ。お前は沢渡真琴っていう人間の女の子だ」
真琴「ねえ、なんだか怖い。よく分かんないけど、一人で寝てると、
いつの間にかもの凄い暗い所にいて、真っ暗で何も見えなくて、一人ぼっちなの」
祐一「心配するな。もう一人で出て行ったりしないから。約束する」
日に日に子供みたいになっていく真琴。
力を失うとき発熱し、本来ならそれで終わるはずなのだが、
祐一と一緒にいたいという強い想いだけが、真琴を人の姿に留めている。
もしもう一度高熱を出したら、それは確実に終わりを告げることとなる。
真琴「結婚・・・したい・・・。したい・・・結婚・・・」
祐一「大きくなったらな」
真琴「祐一と・・結婚したい・・・・。そうしたら・・・、ずっと・・・ずっと・・・一緒にいられる」
ストーリが喜劇から悲劇に変わったので、記事の書き方を変えてみた。
すでに今回で泣きそうになったら、次回はマジで泣くかもしれん。
ドライアイだから、涙が出るかでないかは別問題だがな。
次回 Kanon -カノン- 第10話「丘の上の鎮魂歌 〜requiem〜」
サブタイトルがレクイエムとあることから・・・・。
そう、肉まんを買ってもらうために。
ついでに、欲しい物を何でも買ってあげることにした。
真琴は100円ショップで鈴を選んだ。
祐一「別なのにしろよ。もっといいもの買ってやるぞ」
真琴「これ、駄目なの?」
祐一「別に駄目じゃないけど」
真琴「じゃあこれ、これがいいの。ほら、かわいい」
その晩、何かが分かるわけではないが、祐一はものみの丘へとやってきた。
祐一「あ、ついてきてたのか」
真琴「だって、何も言わないで出て行っちゃうんだもん。また置いてかれるんじゃないかって、
心配になって・・・・また置いてかれる・・・・、ずっと昔同じことがあった気がする、
一人っきりで、置き去りにされて、祐一を探し回って、見つからなくて・・・・、
ここ、この場所で・・・・、ねえ・・真琴は・・昔・・・」
祐一「思い出すな!思い出さなくていいんだ。お前は沢渡真琴っていう人間の女の子だ」
真琴「ねえ、なんだか怖い。よく分かんないけど、一人で寝てると、
いつの間にかもの凄い暗い所にいて、真っ暗で何も見えなくて、一人ぼっちなの」
祐一「心配するな。もう一人で出て行ったりしないから。約束する」
日に日に子供みたいになっていく真琴。
力を失うとき発熱し、本来ならそれで終わるはずなのだが、
祐一と一緒にいたいという強い想いだけが、真琴を人の姿に留めている。
もしもう一度高熱を出したら、それは確実に終わりを告げることとなる。
真琴「結婚・・・したい・・・。したい・・・結婚・・・」
祐一「大きくなったらな」
真琴「祐一と・・結婚したい・・・・。そうしたら・・・、ずっと・・・ずっと・・・一緒にいられる」
ストーリが喜劇から悲劇に変わったので、記事の書き方を変えてみた。
すでに今回で泣きそうになったら、次回はマジで泣くかもしれん。
ドライアイだから、涙が出るかでないかは別問題だがな。
次回 Kanon -カノン- 第10話「丘の上の鎮魂歌 〜requiem〜」
サブタイトルがレクイエムとあることから・・・・。
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Kanon 第9話 子狐の子守歌〜berceuse〜
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